タイ=カンボジア国境、フンセンの脅迫後もカンボジア学生の越境は通常通り。タイ側からは厳格化。

6月17日午前6時、タイ・サケーオ県アランヤプラテートにあるクロンルーク国境検問所では、カンボジア側が前日夕方にすべての国境検問所を閉鎖するかもしれないという報道があったため、タイ側の対応に注目が集まっていました。

特に学生に対しては午前6時からの越境が許可されており、一般人の越境時間(午前8時~午後4時)とは異なっています。

今朝の時点では、クロンルーク・ポイペト国境では通常通り午前6時に開門され、入国管理警察・税関・軍の3機関の職員が連携して開門作業を行いました。
開門後すぐに、タイ国内で学ぶカンボジア人学生たちが次々と入国していきました。

一方、カンボジア側での働き口(特にポイペトのカジノや娯楽施設)を求めて国境越えを待つタイ人に対しては、本日より厳しい審査が実施され、最高レベルの安全対策が講じられることになりました。

なお、6月16日には、カンボジアのフンセン前首相が「タイ側がすべての検問所を開けなければ、カンボジアは国境を閉鎖する」と警告したという報道があり、今回の厳戒態勢はこれに関連した動きとみられています。

権力者同士の争いで、いつも迷惑を被るのは一般市民なんですよね。
今後どうなりますでしょうかね。

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