BYD早くも正念場! 中国国内販売減速で業績大幅減、海外市場に活路?! どうなる車業界。

中国EV最大手BYDが2026年第1四半期決算で大幅減益を記録し、国内市場の減速と激化するEV価格競争の厳しさが鮮明となった。
純利益は前年同期比55.4%減の41億元となり、2020年以来で最大の落ち込みとなった。

売上高も11.8%減の1,502億元に縮小し、3四半期連続の減収。
中国国内ではGeelyやLeapmotorなどとの低価格競争が激化しているほか、政府によるEV買い替え補助金の縮小も逆風となり、BYDの国内販売は7カ月連続で減少した。

これまで低価格帯EV市場を強みに世界販売首位を維持してきたBYDだが、中国市場の需要鈍化により成長モデルの転換を迫られている。
市場では、第2四半期以降の国内販売回復と市場シェアの立て直しが急務とみられている。

一方でBYDは、海外市場を新たな成長エンジンとして本格強化。
2026年までに海外販売150万台超を目標に掲げ、現地生産拠点拡大や超高速充電技術への大型投資を進めている。
北京モーターショーでは大型電動SUV「Datang」を投入し、高級EV市場にも参入した。

しかし、専門家の間では「海外市場の拡大だけで中国本土の販売不振を完全に補うのは難しい」との見方もあり、BYDの今後は国内市場の回復と海外成長の両立が最大の焦点となる。

世界EV覇権を争うBYDは、国内失速という試練の中で、グローバル展開による再成長を実現できるか正念場を迎えている。

 
 

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