タイ産ドリアン、品質低下で価格急落中! 外国人による農園の買収や実質支配問題も!
- 2026/4/21
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タイのドリアン一大産地である東部チャンタブリー県から、今年の市場環境に関する深刻な警鐘が鳴らされている。
元タイ東部ドリアン農家連盟会長のチョンティ氏は4月20日、今年のドリアン価格が「過去数年で最低水準」に落ち込んでいると発表した。
背景には供給過多だけでなく、長年解消されない「未熟ドリアン」の出荷問題が、最大の輸出先である中国市場の信頼を根底から揺るがしている実態があるという。
■ 「未熟カット」が招く信頼の失墜
チョンティ氏によると、高値での早期取引を狙った「未熟な状態での収穫」が横行しており、味も品質も基準に満たないドリアンが流通している。
これが中国の消費者の不満を買い、タイ産ブランドの価値を落とし価格の下落に歯止めがかからない状況だ。
同氏は「このまま品質改善が遅れれば、将来的に輸出シェアをベトナムに奪われるのは免れない」と強い危機感を示している。

■ 政府への強硬な対策要請
事態を重く見た同氏は、政府に対し以下の厳格な措置を求めている。
・集荷業者への監視強化: 未熟ドリアンを買い取る業者に対し、営業停止や許可取り消しを含む罰則の適用。
・水際対策の徹底: 農業学術局らによる品質チェックの厳格化。
■ 外国人による「農園買収」も新たな火種に
さらに現場の農家からは、別の懸念も浮上している。
法律で外国人の従事が禁じられているはずの農業分野において、外国人による農園の買収や実質的支配が進んでいるという指摘だ。
チョンティ氏は、市場構造が歪められる前に、政府は事実関係を調査し、現行法を厳格に適用すべきだと訴えた。
王国の看板商品であるドリアンが、品質低下と外資流入という「内憂外患」に直面する中、政府の次の一手に注目が集まっている。






































