【動画あり】カンチャナブリーで旧日本軍が建設したトンネル跡を発見。日本テレビ取材班が撮影に。

第二次世界大戦中に日本軍が建設したとされるトンネルをカンチャナブリー県で発見したタイ人2名が、日本テレビのクルーを率いて撮影を行いました。
サンクラブリーにあるこのトンネルは、3月末にタイメディアが報道し、大きな注目を集めていました。

トンネルの入り口は非常に狭く、かがんでゆっくりと入る必要があります。
中は、幅約2メートル、高さ1.80〜1.90メートルの空間がありました。

トンネル入口から出口までの距離は約35メートル。
トンネル内の空気はとても涼しく快適で、気温は約20〜25℃でした。
内部の状態は非常に良好で、トンネルの入口と出口に土砂崩れの痕跡が残っているのみでした。

 

日本テレビのニュースキャスター田中純平氏は、タイ在住の日本テレビ記者チャランラック氏を通じて、この地域にこれほど多くの第二次世界大戦の歴史的遺跡が残るとは思っていなかった、と語っています。
今日の日本人は、日本軍がタイでこのような行為に関与していたとは考えていないだろうとも述べています。
彼は、日本の老若男女若者に第二次世界大戦中に日本軍が何をしたかを伝えたいと語っています。

日本テレビのチームは、第二次世界大戦に関連する他の4つの史跡も撮影しています。

カンチャナブリー県には、第二次世界大戦の重要な史跡である世界的に有名なクワイ川橋があります。
旧日本軍は、ビルマにつながる戦略的な鉄道路線を建設するために、イギリス人、アメリカ人、オーストラリア人、オランダ人、ニュージーランド人の兵士、中国人、ベトナム人、ジャワ人、マレー人、タイ人、ビルマ人、インド人の労働者を含む約6万1700人の連合軍捕虜を強制徴用し、作業にあたらせました。

橋と鉄道の建設には、病気、食糧不足が伴い、数万人の捕虜が死亡しました。
そしてここは「死の鉄道」として知られるようになりました。
毎年、この橋では追悼式が開催され、多くの国の代表が出席します。

このロケの番組名や放送日などは、タイメディアでは報じられていません。

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