児童らパニック！スクールバス襲撃事件発生！男が中指立てフロントガラスを破壊～チェンライ。

6月15日、タイ北部のチェンライ県で、学生用の送迎バンが暴漢に襲撃される事件が発生し、児童らが一時パニックに陥る騒動となりました。

■ 事件の概要

この事件は６月12日、チェンライ—メーサイ間を走行していた送迎バンで発生しました。
運転手のティティポンさんによりますと、バンで児童を自宅まで送り届ける夕方の時間帯に、ナンバープレートのない赤いバイクに乗った中年の男が、突然車両の横に並び、大声で叫び始めたといいます。

その後、交差点付近で、男が硬い物で車の前方を一度叩き、驚いた運転手が車を回避しようとするも、さらに先回りしバイクを停めて待ち伏せし、再びフロントガラスを叩き割って逃走してきたといいます。

この衝撃的な出来事に、車内の児童らは恐怖に怯え、一部は翌13日に登校を拒否するなどの影響も出ました。

■ 運転手の証言

運転手のティティポンさんは「通常通り左折しようとしたところ、相手のバイクがクラクションを鳴らしてきた。道を譲ったが、中指を立てて罵声を浴びせられ、後をつけられた」と証言しています。
「何が原因か分からず、子どもたちもとても怯えていた。早急に逮捕してほしい」と訴えています。

■ 加害者が出頭

その後、メーサイ警察署の捜査班が防犯カメラの解析により赤いホンダPCXバイクを特定しました。
当該男性は自ら出頭し、映像の人物と同一であることを認めました。

男性は、以前に軽微な接触事故があったことに腹を立てたと説明し、フロントガラスを破壊したことを認めました。
現在、当事者同士の損害賠償交渉が行われており、事件は警察により法的手続きが進められています。

児童らパニック！ スクールバス襲撃事件発生！ 男が中指立てフロントガラスを破壊～チェンライ。