どれだけ工事が進んでも涙で明日が見えない。ラマ2世通りでまたまた死亡者、地盤崩落事故発生!

どれだけ人が死のうとも、変わらない日常がここにはあります。
どれだけ工事が進んでも、涙で明日がみえません。

6月8日午前2時ごろ、タイ警察は、バンモット地区のラマ2世通りソイ29付近の工事現場で、人が深い穴に落ちたとの通報を受け現場へ急行しました。

現場では、ミャンマー国籍の建設作業員ウーレーさん(39歳)が、深さ約3メートルの穴の中でうつ伏せに倒れて意識を失っているのが発見されました。
穴の中は泥と水で満たされていたため、救助隊は排水ポンプを使って水を排出し、救助用具を使って彼を引き上げました。
脈を確認したところ微弱だったため、心肺蘇生を行い、近くの病院へ緊急搬送されました。

ウーレーさんの同僚であるミャンマー人のミューさん(39歳)によると、事故当時、ラマ2世通りの高架下で配管工事を行っていたところ、大規模な地盤沈下が発生したと言います。
その際、下で作業していたウーレーさんが、崩れたコンクリートと土砂に埋まり重傷を負ったとのことです。

その後、午前7時30分、ウーレーさんは病院で死亡が確認されました。

現在、警察は現場の目撃者や請負業者の現場責任者から事情を聴取し、事故原因の解明を進めています。

どれだけ涙を流せば、この工事は終了するのでしょうか。
そして今日も普段通りの日常が始まります。

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