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タイ車輸出が減少傾向に。中東情勢の影響で部品高騰と景気不安が業界直撃。
- 2026/5/26
- タイローカルニュース

タイの自動車業界で、輸出減少への懸念が強まっている。タイ工業連盟(FTI)が発表した2026年1〜4月の統計によると、自動車生産全体は増加したものの、完成車輸出台数は前年同期比で減少している。
業界では、中東情勢による部品価格高騰や国内外の景気不安が重荷になるとの見方が広がっている。
同期間中の総生産台数は、47万3,545台で前年比4%増加した。
このうち約67%にあたる31万6,605台が輸出向けとして生産された。
一方、完成車輸出は28万184台にとどまり、前年同期比3.45%減少している。
特に主力輸出品である1トンピックアップトラックは5.88%減少。
一方でEV関連は好調を維持しており、BEV(電気自動車)の乗用車輸出は前年比約10倍となる7,156台を記録。
ハイブリッド車(HEV)輸出も62.9%増加した。
国内市場では新車販売が23万477台となり、前年比15%増加。
BEV販売は9割超の伸びを見せ、タイ国内でも電動車需要の拡大が鮮明となっている。
しかし、FTIは今後の見通しについて慎重な姿勢を示す。
雇用不安や家計負担の増加により購買力が低下しているほか、一部部品メーカーが中東紛争の影響を理由に値上げを要請しているためだ。
業界関係者は、「部品価格の上昇が続けば、自動車価格や生産コストを押し上げ、販売減速につながる可能性がある」と警鐘を鳴らしている。
政府は大型投資計画やEV推進策による景気刺激を進めているが、世界経済の不透明感が続く中、タイの基幹産業である自動車業界は重要な転換点を迎えていると言える。







































