タイ、K-POPの報道量で世界第3位。インド、米国に次ぐ関心の高さ。日本のエンタメもがんばれ!

報道によりますと、2023年10月から2024年9月の1年間で、タイはK-POPに関する報道量が世界第3位となっています。

これは、インドとアメリカに次ぐ順位であり、オフライン・オンラインを合わせて461本の記事が発信されたと伝えられています。
ちなみにインドでは905本、アメリカでは769本の報道があった。

このデータは、韓国文化体育観光部と韓国文化情報サービス機関が共同で実施した調査によるもので、約68万本の海外ニュース記事やオンライン記事を分析した結果です。
調査結果は、韓国の通信社・聯合ニュースによって公開されています。

タイでのK-POP人気

タイのK-POP関連報道のうち、37%がK-POPグループなどのエンターテインメント関連でした。
この割合はインドの41%に次ぐ高さであり、アメリカやカナダではK-POPよりも韓国料理に関する報道が勝っています。

アジア圏でのK-POP報道の中心はBTSBLACKPINKで、特にタイではこの2組の影響が大きいとされています。
BTSのファンクラブ「ARMY」や、BLACKPINKのファンクラブ「BLINK」は国内に多くのファンを抱えており、特にBLACKPINKのメンバーであるリサ(Lalisa Manobal)はタイ出身ということもあり、大きな注目を集めています。

K-POPと韓国のソフトパワー

K-POPブームは「韓流(Hallyu)」と呼ばれる韓国のソフトパワーの一部であり、音楽、映画、ドラマ、文学、文化、観光、食など、幅広い分野に影響を与えています。

韓国のメディアによりますと、韓流のソフトパワーは2022年に32億ドル(約4,520億バーツ)の経済効果をもたらし、韓国政府は2027年までに250億ドル(約3兆5,000億円)の達成を目標としている。

一方、日本のエンターテインメントは、アニメなどでは未だ強い人気を誇っていますが、音楽業界ではK-POPに水をあけられている感は否めません。
日本勢もタイに進出しそれなりの成果は出せているかとは思いますが、K-POPの方がタイの若者におっ刺さるようです。

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