【タイ】政策ミスか?! 経済不況で工場閉鎖相次ぐ中、バス送迎事業にも影響。100台以上が非稼働。

12月20日、ナコンラチャシーマー県にある「ソムサック・トランスポート社」の代表は、30年以上にわたり全国の工場従業員の送迎バス事業を行ってきたと説明します。

しかし現在の経済状況により、ナコンラチャシーマー県や他県の工場が閉鎖や生産拠点の移転、従業員削減を進めており、バス事業に大きな打撃を与えていると話します。
「現在、所有する300台のうち100台以上が稼働できず、駐車場に放置されている状況です。
会社設立から30年が経ちますが、これほどの影響を受けたのは初めてです」。

同社によれば、会社は200名以上の従業員を抱えており、解雇する計画はないとしています。
解雇すれば、現状の厳しい経済状況の中でさらなる困難を招くとの懸念から、従業員の雇用を維持する方針を続けています。

最低賃金の値上げが、多くの工場閉鎖に拍車をかけている原因の一つだと言われています。
調子が良いのは、観光業の一部企業のみ。
多くの国民は、不景気や物価高に悩まされています。

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