世の中捨てたもんじゃない! タイのタクシーにまつわるハートウォーミングストーリー

タイのタクシ―というとどうもあまりよろしくないニュースが飛び込みがちですが、もちろんそれが全てではありません。
心温まるハートウォーミングな物語を、ひとつお届けしましょう。

8月10日の夜、50歳になるダーオルアンさんと彼の妻、そして生後4か月の娘を含むこの一家は、ラクシー駅周辺の賃貸部屋から追い出されました。 

その夜彼の娘は、ワクチン接種後に熱を出していため、大泣きが止まりませんでした。
仕方なく、彼らは近くの市場に避難し、一夜を過ごしました。

翌日、ダーオルアンさんは日雇いの仕事を見つけて500バーツを稼ぎ、故郷のウドンタニーに帰ることにしました。
彼は故郷への列車のチケットを購入するためにラクシー駅に行きましたが、列車サービスが運行していなかったため、代わりにタクシーを呼ぶことにしました。

しかし最初のタクシー運転手は1,000バーツを要求しており、彼には払うことができませんでした。
次に、2番目のタクシー運転手は、彼らの身の上を告げられた後、彼らを無料で乗車することを自ら申し出ました。

そして幸運にも一家は故郷に帰ることができました。

しかし一家のコンクリート製の家は売りに出されており、電気も水道もない状況でした。

その後、行政区の副区長が家族を訪問し、社会福祉・人間安全保障局に連絡して援助を行うことを約束してくれたと言います。

一家の試練はまだまだ続きますが、是非乗り越えて行って欲しいものです。
生まれてきた娘さんのためにも。

写真はイメージです。記事内容とは関係ありません

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