タイ北部の大雨でチャオプラヤー川が増水中。下流域のアユタヤなどに洪水警戒呼びかけ。

タイ王立灌漑局は9月21日、北部各地で続く大雨によりチャオプラヤー川の水量が増加しているとして、流域の11県に警戒を呼びかけた。
27日にはチャオプラヤーダム上流の流量が最大で毎秒2,250立方メートルに達する可能性があるという。

20~21日にプレー、チェンライ、カムペーンペット、スコータイ各県で大雨が降り、一部では降水量が116ミリを超えた。21日午前6時時点で、ナコンサワン県を通過する流量は毎秒1,377立方メートルだったが、27日には毎秒1,600~1,950立方メートルまで増えると予測されている。

支流からの流入も加わるため、チャオプラヤーダム上流では毎秒1,900~2,250立方メートルに達する見込みだ。
灌漑局はダム下流への放流量を段階的に毎秒1,300~1,500立方メートルまで増やす方針で、下流では現在より約0.75~1.25メートル水位が上昇する可能性がある。

特に警戒が必要なのは、アユタヤ県のセーナー、パックハイ、バーンバーン、プラナコーンシーアユタヤ、バーンパイン、バーンサイ各郡や、アーントーン県のウィセートチャイチャーン、パーモーク両郡など、堤防外の低地。現時点では堤防内の市街地への影響はない見通しとしている。

灌漑局はチャオプラヤー川とノーイ川沿いの住民や事業者に対し、今後の水位情報を注意深く確認するとともに、増水に備えるよう呼びかけている。

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