「タイの香り」がつくる旅の記憶。タイ国際航空が新たな機内演出を導入。

タイ国際航空(THAI)は、タイの高級フレグランスブランド「Bath & Bloom」と提携し、ビジネスクラス「Royal Silk Class」の乗客向けにオリジナルの芳香を活用したサービスを開始した。
これは商品やサービスだけでなく「記憶に残る体験」を提供することでブランド価値を高める「Scent Marketing(香りのマーケティング)」戦略の一環だという。

共同プロジェクト「Thai Scent: A Reflection of THAI」では、タイのおもてなしを象徴する「朝のジャスミン」を基調としたシグネチャーフレグランスを開発した。
乾燥した機内環境でも香りが持続するよう独自の調香技術を採用し、タイらしさとタイ国際航空のブランドイメージを表現しているという。

タイ国際航空は、サービス理念として視覚、味覚、嗅覚、聴覚、触覚、そして心で感じる温かさの「六感」を重視しており、中でも香りは乗客の感情や記憶に最も深く結び付く要素と位置付けている。
機内は乾燥し空調による換気が常時行われるため、香りを演出するには高い技術が求められるという。

今回開発された製品は、ハンドソープ「First Light」、ハンド&ボディクリーム「Silken Veil」、オードトワレ「Blooming Horizon」、オーデコロン「Silk Route」の4種類。
それぞれ旅のシーンに合わせて異なる香りを採用し、搭乗から到着まで一貫した香りの体験を演出する。

Bath & Bloomは今後、このプロジェクトで培ったノウハウを生かし、ホテルや航空会社、ウェルネス施設、小売店などを対象に、企業向けのオーダーメイド香りソリューション事業を本格展開する方針だ。

「タイの香り」を新たな文化資産として世界に発信し、ブランド価値向上につなげたい考えだ。

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