ダンキンドーナツが閉店。34年の歴史に幕、90年代の象徴が消滅~タイ東北部。

タイ東北部ナコンラチャシーマー県(コラート)で4月30日、「ダンキンドーナツ」県内第1号店が営業を終了し、34年の歴史に幕を下ろした。
店舗は老舗百貨店「クランプラザ旧館」内にあり、タイ国内9号店として1990年代から地域住民に親しまれてきた。

最終営業日は、限られた商品だけが並ぶ静かな雰囲気となり、長年通った地元客からは別れを惜しむ声が上がった。
SNS上でも「青春時代の思い出」「90年代の象徴」として閉店を惜しむコメントが相次いだ。

閉店の背景には、景気低迷や新型コロナ禍による影響に加え、売上不振があるとされる。
近年は大型商業施設や全国チェーンとの競争も激化し、経営環境は厳しさを増していた。

店舗が入っていた「クランプラザ」は、1958年創業のコラート地元資本による伝説的百貨店で、かつて東北地方を代表する商業施設として栄えた。
しかし、大手商業資本の進出や経済停滞により、近年は縮小・閉鎖が続いている。

今回のダンキンドーナツ閉店は、一つの店舗の終了だけでなく、コラート市民にとって地方百貨店黄金時代と90年代文化の終焉を象徴する出来事として受け止められている。

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