【1. ピーチ(พีช)- パチャラ・チラティワット(พชร จิราธิวัฒน์)】
俳優としてだけでなく、起業家としても成功した代表格。
大手財閥セントラル一族出身で、15歳からセントラル・チットロムでキャッシャーや在庫管理を経験。
彼の代表事業はスナックブランド「Potato Corner」で、現在では「Khao-So-i」「UNO Coffee」へと事業を拡大。
これら3ブランドはRocks PC Co., Ltd.の下で運営され、2024年の総売上は7億9,051万9,948バーツ、純利益は6,215万6,112バーツ。
さらに2026年3月には高級スナック市場に進出し、エビせんブランド「MAW」を全国700以上のTops店舗で展開。
初年度売上目標は5,500万~7,100万バーツ。
【2. イン(อิน)- サリン・ロナキアット(สาริน รณเกียรติ)】
新世代俳優兼実業家としてF&B分野で成功。
パートナーのタイ(ไท้)- ワスワット・クーハープレームキット(วสุวัส คูหาเปรมกิจ)と共に「Holiday Pastry」をオンラインからスタートし、チャルーンナコン地区や大型商業施設にFlagship Storeを展開。
2024年のThe Holiday Co., Ltd.売上は5,874万9,726バーツ。
さらに香港風高級エッグタルトブランド「Yolk」は、わずか3四半期で売上1億バーツ突破。
他にも「Hye Moo Kratha(เฮ หมูกระทะ)」「Hye Everyday」「hye.bkk」「Ours」など多角展開。
【3. ウィン(วิน)- メータウィン・オーパッイアムカジョーン(เมธวิน โอภาสเอี่ยมขจร)】
フランス風マカロン&デザートブランド「SOURI」を2020年にプレオーダー形式で開始。
現在は、全国40店舗超に拡大。
2024年、Rich Smile Co., Ltd.の売上は1億5,589万4,814バーツ、純利益1,728万5,375バーツ。
【4. ヤダー(ญดา)- ナリルヤー・クンモンコンペット(นริลญา กุลมงคลเพชร)】
チャンネル3所属女優。
高タンパクヨーグルトスムージーブランド「YoPPa Yogurt(โยปป้า โยเกิร์ต)」を立ち上げ。
健康志向ブランドとしてフランチャイズ展開を目指し、50店舗開設と初年度売上5,000万バーツを目標に掲げる。
【5. ビウキン(บิวกิ้น)- プッティポン・アッサラッタナクン(พุฒิพงศ์ อัสสรัตนกุล)】
音楽レーベル「Billkin Entertainment」を中核に、2024年売上1億3,520万7,813バーツ、純利益3,189万1,074バーツ。
さらにリップケア「Caremate」、スキンケア&ファッション「REROUTE」、健康食品「WITAL」を展開。
F&B分野ではスペイン発ヨーグルトアイス「YoLe」のタイ事業に出資し、10店舗以上を展開。
2024年売上6,921万5,584バーツ。
【6. オーム(ออม)- ゴーンナパット・セータラッタナポン(กรณ์นภัส เศรษฐรัตนพงศ์)】
冷凍食品輸出大手「Settachol」3代目。
ファッションブランド「Keep Silent」、フルーツティー「Chago」、健康プロテイン「Omu & Co.」を展開。
特に「Chago」は人気飲食グループ「รวยไม่หยุด(Ruay Mai Yud)」と共同開発。
【7. リンリン(หลิงหลิง)- シリラック・コーン(ศิริลักษณ์ คอง)】
ファン層を活用し「AlwaysWonder」「Kwong Pastry」「Kwong Kee Roast」を運営。
2024年、Was Wealth Co., Ltd.売上は4,361万7,720バーツ。香港スタイルの菓子・飲食分野にも積極展開している。
【8. アレック(อาเล็ก)- ティーラデート・メーターワライット(ธีรเดช เมธาวรายุทธ)】
友人2人と共同で乾麺ブランド「NOOD’S」を設立。
開始6カ月で4カ所のPop-up Storeを展開。
1日100箱だった販売数は現在1,000箱規模へ急成長し、完売が続いている。
このように、タイの新世代芸能人たちは知名度を“ブランド力”へ変え、F&B市場で本格的なビジネス帝国を築き始めている。単なる副業ではなく、戦略的な事業家として存在感を高めている点が、これまでの「芸能人ビジネス」と大きく異なる。