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新型コロナ感染拡大であの食材消費に被害が…
- 2020/12/27
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新型コロナの感染拡大がジワジワと増加中のタイですが、それによる風評被害も拡大しつつあります。
昨日お伝えしたミャンマー人に対する差別的な発言もそうですが、今回発生源ともなった「これ」も危険視扱いされています。
今回大きな発生源となっているサムットプラカーンの海鮮卸売り市場。
中でもエビを仕入れに行った業者が、この地で感染し、地元に拡散させているということで、エビを食べると新型コロナに感染するといった話しにまで噂話が広がってしまっているようです。
そこで関係当局は、エビやシーフード料理を食べることで新型コロナには感染しないとの異例の通達をだすことになりました。
さらに土曜日には、首相官邸のアヌチャ・ナカサイ大臣が、シーフードが安全であることを国民に示すために、レストランでエビとイカを食すパフォーマンスまで行っています。
日本でも以前、カイワレとか〇〇県のお米とか食べるパフォーマンスをしている政治家がいましたね。
確かに周囲のタイ人何人かに聞くと、今はムーガタ(タイ式大衆焼肉店)に行くのは控えていると回答する者が多くいました。
まあ、気持ちは分からなくもないのですが、間違った知識先行で過度な風評を流すのはいかがなものでしょうか。