【タウィーシン博士】新型コロナパニックでミャンマー人を非難するタイネット民に「汝の隣人を愛せよ」

私もこの件について、いつかどこかで触れておきたいと思っていましたが、政府が率先して諭してくれていました。

新型コロナウイルス状況管理センターのスポークスマンとしてお馴染みのタウィーシン博士は、23日水曜日の記者会見で、サムットサコーンのエビ卸売り市場における新型コロナ第2波の責任者として、一部のネット民らがタイに忍び込んだミャンマー人労働者を非難したことについて発言しました。

「タイの人々にお願いしたい。 ミャンマーの労働者は、国(タイ)の経済を後押しするために来たのであって、親戚と見なすべきです。一方、タイ人は、彼らが病気のときに私たちとの強い友情を維持するために、これらの労働者の世話をする必要があります」と。

タウィーシン博士の発言に対するミャンマーの人々の反応はすさまじく、多くの感謝のビデオクリップをシェアする結果となりました。

その後、これらの投稿はインターネット上で話題になり、他のタイネット民らもミャンマーの労働者を激励する投稿をしました。
25日金曜日の新型コロナ状況報告の中でタウィーシン博士は、ミャンマーの人々によるすべてのビデオクリップを見たと述べていました。

こうなること予想していましたが、まさかの政府サイドがこのような気遣いの発言をするとは、実は少し驚いています。
新型コロナで失業者が多く出ていると盛んに言う割には、ミャンマー人の助けがないと経済が回らないという矛盾。
仕事はあるのに、仕事につかないタイ人が多いという裏返しでもあります。
遠因には、やはり観光業のような楽して儲けると言う味を知ってしまったため、コツコツちまちまとやるような仕事にはつけなくなってしまっているのですことにあるでしょう。

現在のタイ政府に関しては、いろいろと物言いをしたくなる人が相当数いるのだと思いますが、とかくこの新型コロナ対策に関しては、世界にも誇れる正しい選択を常に行ってきてくれたと感じています。
タイ在住者の健康面の安全を第一に考えてくれるタイ政府は、その一点において私個人としては信頼できると思っています。
みなさんはどう思いますか。

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