タイ不動産SCアセット、バンコク・バンポーに110億バーツのリバーサイド高層コンド開発!

タイの大手不動産開発会社SCアセット(SC Asset Corporation)は、バンコクのチャオプラヤー川沿いに位置するバンポー地区(บางโพ)で、総事業費110億バーツ、全1,742戸の大型コンドミニアム「REFERENCE BAIE RIVER BANGPHO」を開発する。
同社にとって初のリバーサイドコンドミニアムとなり、2026年9月の先行販売開始からわずか2カ月で約30億バーツの販売実績を記録した。

SCアセットによると、バンコクのリバーサイドコンドミニアム市場では、従来の広い住戸や川の眺望を重視する傾向から、交通利便性や生活環境、将来的な資産価値を重視する購入者が増えているという。

現在、バンコクのリバーサイドコンドミニアムは約2万1,253戸で、過去5年間の新規供給は年間平均約960戸。
平均販売価格は、1平方メートル当たり約14万7,000バーツとなっている。

SCアセットがバンポーを選んだ理由には、交通インフラの整備と将来的な地域開発がある。
周辺にはMRTブルーラインが通り、パープルライン南部延伸やキアッカイ橋などの整備計画も進められている。

さらに、シリラート病院のメディカルハブが2031年、ラマティボディ病院の新キャンパスが2032年に開設される予定で、医療従事者や関連企業の従業員による住宅需要の拡大が期待されている。

また、タイ国政府観光庁(TAT)は、伝統的な木材商業地区として知られるバンポーを、2027年までに新たな「クリエイティブ地区」として発展させる計画を進めている。

新プロジェクトでは、バンポーの木材産業の歴史や文化をデザインに取り入れ、川沿いのリゾートをイメージした住環境を整備する。

部屋タイプはスタジオタイプから3ベッドルーム、ペントハウスまで幅広く用意し、平均販売価格は1平方メートル当たり約13万バーツ。
川の眺望がない部屋については同10万バーツ未満から設定し、従来の富裕層だけでなく、一般の会社員や投資目的の購入者も取り込む方針だ。

9月に開始したVIP向け販売と先行内覧では、約2カ月で30億バーツを売り上げ、全住戸の約30%に相当する販売実績を達成した。

一方、SCアセットは今後5年間のコンドミニアム事業拡大計画も明らかにした。
現在、販売・建設中の9プロジェクトの総額は約375億バーツで、開発準備中の案件約200億バーツを合わせると、事業規模は約550億バーツに達する。

2027年以降は、バンコクのラマ4世通り周辺で超高級コンドミニアム「Rosewood Residences Bangkok」を開発するほか、プーケット県バンタオ地区やパタヤにも事業を拡大する計画だ。

同社は、バンコクの高級住宅市場での競争力を維持しながら、外国人購入者や比較的手頃な価格帯を求める顧客層にも販売対象を広げ、コンドミニアム事業の成長を目指すとしている。

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