緊急要請は日本だけじゃない! タイ防災局、全国民に「72時間分の非常用品」準備を推奨!

日本でも細野防災担当大臣が「最低限3日、できれば1週間分」の食料や水、携帯トイレなどの備蓄を国民に呼びかけたが、タイでも歩を合わせるように同じような声明が発せられました。

防災局は11月2日、あらゆる緊急事態において安全を確保し、72時間(3日間)にわたって自力で生活できるよう、国際的な基準に沿った「非常用バッグ(Emergency Bag)」を準備することを国民に推奨した。

「決してパニックになってはいけない」と前置きしつつ、自然災害などの緊急事態に備え同局は、災害発生後の72時間(3日間)を生き延びるための「非常用バッグ(Emergency Bag)」に入れておくべき必需品を公開した。

防災局によると、災害発生後の最初の72時間は、生存のために極めて重要な期間とされ、政府による救助活動や支援物資の到着まで、自力で生活できるよう備えておく必要があるという。

同局は「私たちは生き延びなければならない」を合言葉に、必要な物資をあらかじめバッグにまとめ、いつでも持ち出せる状態にしておくよう呼びかけている。

非常用バッグに必要な6つのカテゴリー

防災局が推奨する非常用品は、次の6つに分類される。

① 医薬品・健康用品

救急セット、常備薬、持病の治療薬、診療記録など。

② 食料・飲料水

飲料水は1人当たり1日3リットルを目安とし、調理不要の食品や栄養補助食品、乳幼児・高齢者・病人向けの食品などを準備する。

③ 通信機器・各種道具

携帯電話、モバイルバッテリー、懐中電灯、予備の乾電池、携帯ラジオ、ホイッスル、ろうそく、ライター、メモ帳、ペン、携帯ナイフ、はさみ、ロープなど。

④ 重要書類・現金

国民IDカード、住民登録証(タビアンバーン)、運転免許証などのコピー、銀行通帳、土地権利証、予備の鍵、現金など。
水濡れを防ぐため、防水性のある袋に入れて保管する。

⑤ 衛生用品

ティッシュペーパー、歯ブラシ、歯磨き粉、洗面・入浴用品、ゴミ袋など。

⑥ 衣類・寝具

着替え、レインコート、帽子、毛布、寝袋など。

非常用バッグの準備で忘れてはいけない5つのポイント

防災局は、非常用バッグについて、危険地域から避難する場合だけでなく、自宅で救助を待つ際にも活用できるよう準備することが重要だと説明している。

また、次の5点を心がけるよう求めている。

⓵危険地域から避難する際に使用できるようにする。
②自宅で救助を待つ場合にも備える。
③必要な物資を確保しつつ、軽量で持ち運びやすくする。
④最低限、1人当たり飲料水3リットルと食料3食分を確保する。
⑤72時間分の物資を備え、自宅にも備蓄を用意する。

なお、飲料水を1日3リットルとした場合、72時間分では1人当たり9リットルが必要となる。食料についても、1日3食を基準にすれば9食分となる。

さらに、食品や医薬品の使用期限、電池の残量、道具の破損などを定期的に確認し、災害発生時に使用できない事態を防ぐことも重要だとしている。

タイ政府、緊急警報や救助体制の整備を推進

防災局のニラット局長は、自然災害や緊急事態に備え、政府が災害対応用の重機や機材、緊急対応要員の配備を進めていると説明した。

また、携帯電話に緊急警報を一斉配信する「セルブロードキャスト」をはじめ、さまざまな情報伝達手段を活用し、住民への早期警報体制を強化しているという。

防災局は今後も関係機関と連携し、災害の種類や被害状況に応じた救助・支援体制を整え、国民の安全確保に取り組む方針だ。

タイでは洪水や暴風雨などの自然災害が各地で発生しており、行政による救助体制の整備とともに、各家庭での事前の備えが重要となっている。

先ずは緊急対応要員たちに、雨が降っても仕事に来るように指導してください。

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