1ドル=152円台! 34年ぶりの円安水準。そんな今日のタイバーツはどうだった?!

4月10日、円相場が1ドル=152円台と34年ぶりの円安水準をつけたと報道されていました。

報道によりますと、アメリカで発表された3月の消費者物価指数の伸び率が市場の予想を上回り、経済の好調ぶりが確認されたことから、市場で日米の金利差が維持されるとの見方から、円売りドル買いが強まったと伝えられています。

そのような中、タイバーツのレートはどうだったでしょうか。

同日レートでは、常に高水準をキープしている両替商「Grand Super rich」のサイトを見ると…、

1万円の交換で2,390バーツ。
多少換金率は下がりましたが、日本の円安水準と比べると特に大きな影響はなかったと言えそうです。

円安のおかげで、円バーツの換金率が非常に悪く見えますが、実はタイバーツは2024年初頭からは6%近く下落しており、アジア通貨の中で下げが目立っている状況です。
4月10日時点でのタイバーツは、1ドル=36.300バーツでほぼ横ばいとなっており、今回の歴史的円安水準でも大きな影響がなかったと思われます。

とは言え、対円バーツ高(というか円安)の状況が続く限り、日本人の海外旅行客の足はまだまだ鈍そうですね。
ただ元々、日本人は駐在員や出張者の渡航が安定していますので、タイ観光庁あたりも日本の旅行者には、はなから期待はしていないようです。

 

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