またまた少年による銃撃事件。オンヌット通りで通りがかったバイクの少年に発砲。1名が死亡。

プラウェート警察は、19歳の双子であるヨサコーンとヨサポーン容疑者を逮捕したと発表しました。
容疑は11月4日にオンヌット通りで起きた、別の十代の若者を射殺した疑い。

被害者はクーンサップさん(19)と発表されており、銃撃による負傷が元で病院で死亡が確認されました。
友人のソンポップさん(19)は、被害者と一緒にバイクを運転していたと話します。

事件現場付近で、バイクに乗った容疑者2人がいて、どこの学校の者かと尋ねてきました。
被害者はに「学校に行っていない」と答えましたが、容疑者は信じませんでした。

その後、口論がエスカレートして、容疑者である双子の一人が銃を取り出して被害者に向けて発砲することとなります。

事件のあと、双子の容疑者の父親は、息子たちを連れて警察に自首してきました。
警察の事情聴取に対し、兄のヨサポーン容疑者は、理由もなく被害者の顔を見たときに腹が立ったことを認めました。
しかし容疑者は、彼らが先に攻撃してくるだろうと(勝ってに)思ったので、正当防衛として撃ったと主張しています。

被害者を、ライバル校の学生だと思っていたが、それは間違いだったと話します。

双子の容疑者は殺人、公共の場で許可なく銃を所持した罪、銃器の不法所持の罪で起訴されています。

タイには専門学校の学生間の抗争に長い歴史があり、当局はこうした状況を鎮めるために複数の方法を試みてきたと述べています。
こうした状況を題材にした人気映画『フォー キングス』も作られ、近々続編が公開される予定です。

タイ警察は、このような映画シリーズが、ライバル校間の抗争をさらに激化させる可能性があると常に懸念してきました。

では具体的に警察や政府は、これまで何をしてきたのでしょうか。
やったことは効果が出ていませんし、そもそも注意を促すだけでほとんど何もしていないと思いますが、違いますでしょうか。
サイアムパラゴンでの少年銃乱射事件以降も、全く何も変わっていません。

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