サムイ島に家政婦、フランス人資産家から猫と遺産1億バーツを託される?!

サムイ島の高級別荘で拳銃自殺したとされるフランス人夫人が、推定総資産1億バーツのうち5000万バーツをタイ人家政婦遺贈したという事件が話題となっています。

キャサリンさん(59)は4月29日、サムイ島にある別荘のプール横で死亡しているのが発見されました。

その後、この家の家政婦ナタワライ(別名:ティム)さんは警察に、マダムから送られてきたと主張するラインメッセージを見せ、5,000万相当の資産を受け取る権利があると主張してきます。

ラインメッセージには、亡き雇用主が彼女に別荘とその隣の2ライ(0.32ヘクタール)の土地、高級車、金庫の中の宝石類、銀行の現金を与えたと書かれていると警察に話しています。

そのメッセージにはキャサリンさんの猫3匹の世話をするよう求められ、他の2つの別荘を元夫のヴィンセントさんに残していったと語っています。

これまでのところ警察は捜査は完了していないが、キャサリンさんは自殺の可能性があるとみています。
女性はがんと診断されたため、自殺したとみられています。
彼女の遺体のそばからは、使用した拳銃が発見されています。

しかし監視カメラから隠れるように亡くなっていたので、自殺した時のときの様子はカメラには記録されていませんでした。

ティムさんは、フランス人女性の友人からキャサリンさんを紹介されて以来、17年間仕えていると語ります。
キャサリンさんと元夫は12年前、住宅レンタル業を営むためにサムイ島へ渡ったとされています。

ティムさんは、プール清掃員からキャサリンさんが死体で発見されたとの電話を受けたとき、別荘にいませんでした。
知らせをきき、彼女は別荘に急ぎかけつけると、ビーチベッドの上で彼女の遺体を発見したと語っています。

ティムさんによりますと、キャサリンさんは給料も振り込んでおり、インターネット代や水道代、電気代も支払い、葬儀費用として50万バーツを電信で送ってくれていたと言います。

これだけお金があっても、どうにもならないこともあるんですね。

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