第2次セター政権の閣僚に前科者! 市民団体からの調査依頼にタイ首相「心配してない」。

セター首相は、ピチット氏が過去に懲役刑を受け前科者であるにもかかわらず、大臣に任命したことを擁護しました。
タイ首相は、ピチット氏は先週の内閣改造で閣僚ポストに就く資格があると主張します。

首相は、国務院はすでにピチット氏の閣僚としての適格性を承認しており、この点については「心配していない」と語っています。

タイを改革する学生と人民のネットワークや王政を守る人民センターなどの市民団体らは、ピチット氏に閣僚としての資格があるかどうか調査するよう選挙管理委員会に請願しています。

ピチット氏は、タクシンを筆頭とするチナワット家で最も信頼される弁護士として知られています。

同氏は2008年、タクシン・チナワット元首相に対するラチャダーピセーク土地訴訟で最高裁判所判事らに現金200万バーツを贈賄しようとした罪で懲役6か月の判決を受けました。
土地事件の裁判官は、タクシンに懲役2年の判決を言い渡しています。

その後、ピチット氏はインラック政権で法律顧問に任命され、下院に提出される前に法案を精査する役目を担っていました。

ピチット氏の適格性を判断するために憲法裁判所が介入するかどうかとの質問に対し、セター氏は分からないと答えています。

ピチット氏は、タイ貢献党主導の政府で初めて閣僚のポストを与えられた6人のうちの1人です。

身内だと前科者が政治家を続けられ、政敵だとなんだか全くよくわからない理由で国会議員の資格まだはく奪される。
タイの政治にご興味ないみなさんも、そろそろ色々見えてきたのではないでしょうか?

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