ナコーンシータマラート県、10か所でクラスター発生。高リスク対象者は数千人に。

事態はひどくなる一方です。

南部のナコーンシータマラート(サムイ島のあるスラータニ―県の隣)の伝染病委員会は、県内で10か所の新型コロナ感染クラスター発見され、何千人もの人々が高リスク対象者となっていると警告しました。

委員会が発表した10カ所のクラスターは下記になります。

①チャイヤプームでウイルスに感染した人が、他の人やその家族および親しい仲間にウイルスを広めたケース。ダンクントット地区で16人の感染のクラスター。

②市内のコミュニティで14人の感染クラスター。
このコミュニティの1人が7月2日にアユタヤに行き感染しました。
彼はコミュニティに戻り、ウイルスを拡散しました。
コミュニティ内の多くの人々は、高リスク対象者だと考えられています。

パクチョン地区の朝市での157人の感染クラスター。
最初の感染は、消毒のために市場が閉鎖される前の7月7日に検出された発酵食品の売り手でした。
市場内の2千人近くが高リスク対象者と見なされました。

④市内のコラプラホテルでの24人の感染クラスター。
ここでは料理人が同僚にウイルスを広めました。
他の関係者200人以上が高リスク対象者となりました。

⑤カームタレーソ地区のノーンスアンで22人の感染クラスター。
ナコンパトムで感染した感染者が、他のギャンブラーに感染させたケース。約200人が高リスクになりました。

⑥パクチョン地区の建設キャンプで起きたクラスター。
37人の労働者が感染し、約100人の他の人々が高リスクであると見なされた。

⑦シキーウ地区のラートブアカオにあるイヤホン工場で11人のクラスター。
約100人が高リスクと見なされました。

⑧ノーンソン地区のムンプラサートの家族間クラスター、5人が感染。
関係した約100人が高リスクとみなされています。

⑨コン地区のノーンマナオにある家族間における5人の感染クラスター。
約100人が高リスクとの判断。

⑩7月4日にクワンカオレストランの料理人と5人の従業員が新型コロナに感染していることが判明。
7月4日から17日にレストランで食事をした何百人もの人々が高リスクになる可能性があります。

新型コロナ第3波が4月の初頭に始まりすでに4か月近く。
規制は強めているのに、コロナを取り巻く状況は悪化の一途です。
このようなことが延々と続くのでしょうか。

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