タイ・タクシン大学【世論調査】67%の国民が「議会解散・再選挙」を支持。首相の音声流出が原因。

2025年6月29日、南部のタクシン大学(TSU)による世論調査が公表されました。
これは、タイとカンボジアの外交的緊張を背景にした政局不安が続く中での調査です。

調査背景:ぺトンタン首相の音声流出問題

・ぺトンタン・チナワット首相とカンボジア上院議長フン・セン氏との私的会話の音声クリップが流出
・内容が「国家利益を損なう可能性がある」と批判され、世論の反発が拡大
・一部の連立政党が政権離脱の意向を示すなど、政局が不安定化

世論調査の概要

・調査期間:2025年6月19日〜25日
・対象者:全国の有権者411人
・調査方法:無作為抽出によるアンケート調査

調査結果(複数回答不可)

回答内容 割合
下院を解散し、新たな総選挙を実施すべき 67%
首相は辞任し、議会が新首相を選出すべき 30%
現職首相の続投を支持 わずか3%

 この結果から、国民の多くが現在の政局に対し強い不満を抱いており、「選挙によるリセット」を望んでいることがうかがえます。

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