日本人がボッタクリ被害に?! タイの有名水上マーケットで9500バーツの請求。これって適正なの?!

6月20日、タイの有名な観光地「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」で3人で乗った船代が9,500バーツだった!とSNSに投稿され、大きな波紋を呼んでいます。

投稿によりますと、日本人男性2名とタイ人女性1名の計3名が午前10時頃から午後1時前までの間乗船し、「外国人もタイ人も同じ料金」と船頭から説明されたとのこと。

問題の船着き場は「ナンバーワン」と呼ばれる場所で、事件は6月15日に発生しました。

ツアー客3名がバンで訪れ、1人3,000バーツのパッケージツアーを購入したといいます。

パッケージ内容の詳細

チケット販売員の説明によりますと、通常料金では最初の1時間2,000バーツ、以降1時間ごとに1,000バーツで、訪問先として水上マーケット・ヤシ砂糖工房・ワットプロックの3ヵ所をめぐるツアーだと言います。

しかしこのグループは、象乗り体験(1人700バーツ)とカレン族の家見学(1人500バーツ)を追加で希望し、ツアーは合計3時間半に及んだと主張しています。

そのため、1人3,000バーツ × 3人=9,000バーツとなり、さらにクレジットカード決済の手数料450バーツ(市場内の別店舗で処理)が加算され、合計9,450バーツになったとのことでした。

トラブルの影響と今後の対応

投稿後、観光客からの印象が悪化し、船着き場には多少影響が出ているとし、事実関係の確認を求める声が上がっています。
ラーチャブリー県観光局は「料金は県が定めた基準に沿っており、1時間2,000バーツ、追加1時間1,000バーツという設定に違反はない」と説明しています。

追加料金については観光客と業者間の合意によるもので、県側としては一方的な価格操作でなければ問題なしと判断しています。

当局からの注意喚起

今回の件をうけ、ラーチャブリー県商務局は「すべての船着き場は県が定めた料金表に従う必要がある」と強調しています。
価格を不当に釣り上げたり、表示しなかった場合は「商品・サービス価格法第29条」違反となり、刑罰・罰金の対象になるとも主張しています。

これまでにも外国人観光客からの苦情により3つの船着き場で、5件の違反が発覚し処分されているとのこと。

 

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