2000年前の中国から「Labubu(ラブブ)」が出土した?! これはオーパーツ?!とネット界隈がざわざわ。

BLACKPINKのリサがSNSにアップしたことをきっかけに、タイでも未だ大人気の「Labubu(ラブブ)」
その起源が、2,000年前の中国にあったのではないかと、ネット界隈がざわついています。

あるSNSユーザーが中国・洛陽にある博物館を訪れた際に撮影した写真を投稿し、大きな話題となっています。
この博物館には、数千年前の貴重な「古代の遺物」が展示されていました。

ところが、その投稿写真が広まると、古代遺物の美しさを称賛するコメントの一方で、注目が集まったのは「ある展示物」でした。
それが、今話題のアートトイ「Labubu(ラブブ)」にそっくりだという声が相次いだのです。

「真ん中の丸い部分が顔、上に2つの耳、そして小さな体つきがラブブそっくり!」との声が多数あがりました。

「昔の人もアートトイを集めてたの?」「ラブブ、時代を超えてきた!」「まさかこれが古代のフィギュア…?」と、ジョーク交じりの反応もありました。

しかし古代へのロマンは、簡単に打ち砕かれました。
専門家の調査によりますと、この古代遺物は実は「馬の装飾品」であり、青銅製で約2,000年前のものだというのです。
洛陽市の「洛陽古代遺跡広場」で発掘されたもので、現在は洛陽市考古研究院が所蔵しています。

この遺物は「棠顱(とうろ)」と呼ばれ、馬の頭部中央に飾られるマスクのようなものでした。
「顱(ろ)」は「頭蓋骨」を意味し、古代では主に以下の2つの目的で使われていました。

①防御具として、馬の頭部を保護する役割
②装飾品として、馬の所有者の身分や地位を示す象徴

それでも、この投稿が話題となってから、博物館への来館者が急増したといいます。
現在この「ラブブそっくり」の古代遺物は、洛陽博物館の2階展示室で観覧可能です。
展示は洛陽博物館と洛陽市考古研究院の共同開催で、2025年5月から8月までの期間限定となっています。

私には、「Labubu(ラブブ)」にしか見えないんですが…。

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