6月18日、バンコク都庁第2庁舎（ディンデーン）にて、都が推薦する「脂肪分除去による洪水防止作戦」の実施状況について報告しました。

バンコク都では、全50区の飲食店や市場など約15,840か所を対象に、グリーストラップ（油脂分離槽）の設置状況や排水衛生管理を集中的に点検しました。
その結果、417か所が基準未達であり、うち46か所は改善命令を無視したため、営業停止処分となりました。

調査結果（2025年3月〜5月）

・調査対象事業所数：15,840か所
・実際に調査した件数：15,975か所（超過達成）

★合格（適切なグリーストラップ設置）：15,558か所

★不合格（未設置・破損・機能不全）：417か所

　- うち371か所は改善済み

　- 46か所は未改善・営業許可なし・未設置 → 営業停止命令

法的根拠と対応措置

・グリーストラップ未設置や基準違反は、バンコク都条例に違反。
・違反者には、最高で禁錮６か月、または罰金５万バーツ、またはその両方の刑罰が科されます
（1992年 公衆衛生法 第45条）。

背景と目的

油脂を含んだ排水が直接下水へ流されると、排水口やマンホールに脂肪が蓄積し、洪水や悪臭の原因となります。
そのため、都はすべての飲食店にグリーストラップ設置を義務付け、環境と住民の健康を守る対策を強化しています。

屋台の衛生管理強化も

バンコク都では、歩道上での屋台営業（許可制）に対しても、年４回の衛生検査と改善指導を実施。
これまでに14区・35カ所の屋台を指導済み。
不衛生な調理環境や個人衛生に関する問題が多数見つかっており、各区に是正指導を依頼。

市民へのお願い

バンコク都民の皆様には、油脂・排水・ごみ・汚物を公共の歩道、排水溝、水源などに捨てる行為を見かけた際には通報をお願いしています。

通報方法

アプリ：Traffy Fondue
ウェブサイト：https://webportal.bangkok.go.th/rongtook

営業停止命令は、本当に営業停止しているか調べましたか？
命令しても実行していなければ、意味がありません。（おそらく普通に営業中）
査察により、罰金刑や禁固刑に処された人はいますか？（おそらくいない）
屋台へ指導ってなんですか？（実質何もしていない）
ようするに、今日もこれまで通りというニュースです。
P.M.2.5も問題も、騒がれたときだけ、黒煙トラックに指導しただけ。
バンコクの大気汚染は、完全ディーゼル車からのものです。（政府は認めていませんが、自動車業界の方曰く）