パタヤで梅毒急増中! 5月までに1.2万人超。若年層と観光地で高リスク傾向。

6月3日、タイ公衆衛生省疾病管理局のエイズ・性感染症部門は、国内における梅毒の最新感染状況を発表しました。
(2025年5月30日調べ)

2025年1月1日〜5月30日の間に報告された梅毒患者数は累計12,862人にのぼり、前年(2024年)の累計27,583人に迫る勢いとなっています。

■性別・年齢別の内訳

・男性:8,050人
・女性:4,812人

■年齢別

・15~24歳:4,568人
・25~34歳:4,008人
・35~45歳:1,777人
・その他の年齢層:2,509人

さらに、先天性梅毒(生まれつきの梅毒)と診断された2歳未満の乳幼児は582人にのぼり、うち2人が死亡しています。

■感染者の多い地域(2025年、梅毒患者数が多い上位10都市):

・バーンラムン(パタヤ、チョンブリー県):307人
・シラチャー(チョンブリー県):215人
・ムアン(ナコンラーチャシーマー県):215人
・ムアン(ウドンタニー県):184人
・ムアン(プーケット県):169人
・サムイ島(スラターニー県):147人
・エーン(チェンライ県):146人
・バーンカイ(ラヨーン県):111人
・ムアン(チョンブリー県):108人

※ムアンは、各県の県庁所在地。

タイの主要観光地や都市部で感染者数が特に多く、若年層における感染の広がりが懸念されています。
圧倒的に人口の多いバンコクが入っていないのが、不思議です。

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