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チェンライ県で不審車から偽造ビザスタンプを発見!、タイ人1名とベトナム人2名を逮捕。
- 2025/3/19
- 事件(タイローカル)

チェンライ県チェンセーンの警察は、国際旅行用の公式スタンプおよびビザステッカーを偽造した容疑で、タイ人女性1名とベトナム人男性2名を逮捕しました。
捜査の結果、偽造スタンプや多数のパスポートが発見されています。
逮捕されたのは、チェンライ県メーサーイ郡出身のワンナパット容疑者(43)、ベトナム国籍のトゥアン・ヴィン容疑者(33)、およびヴァン・ルイ容疑者(38)の3名でした。
容疑者らは3月17日、メコン川沿いのタイ・ラオス国境付近にあるチェンセーン郡ウィアン地区で、車内にいるところを逮捕されました。
不審な車を捜査、違法スタンプを発見
チェンセーン警察は、夜間に学校前に白いトヨタ車が停車しているのを発見し、不審に思い監視を行いました。
その後、ワンナパット容疑者が運転し、2人のベトナム人男性が同乗しているのを確認することができました。
さらに、男性2人がトヨタ車のトランクから荷物を取り出し、別の車へ移す様子が目撃されています。
警察が職務質問を行った際、ベトナム人男性2人はタイ語を話せなかったと言います。
車内を捜索したところ、偽造されたタイの出入国ビザスタンプ6個、カンボジアのスタンプ4個、ベトナムのスタンプ4個を発見しました。
また、カッターやオレンジ色のゴム印台2個、複数の携帯電話、中国のパスポート27冊、ベトナムのパスポート54冊も押収されています。
容疑者の供述
ワンナパット容疑者は、800バーツでベトナム人2人をタイ・ミャンマー国境のメーサーイ郡からチェンセーン郡へ運ぶよう依頼されたと主張します。
容疑者は普段からこのルートで運転手をしており、荷物の中身は知らなかったと述べています。
一方、ベトナム人の2人は通訳を介して「ワンナパット容疑者に移動を依頼したが、荷物の内容は知らなかった」と供述しています。
メコン川を渡ってラオスへ向かう予定だったと話しています。
偽造ビザの罪で起訴、最高7年の懲役刑も
3人の容疑者は、国際旅行用の公式スタンプ、押印、またはビザステッカーを偽造した共謀罪で起訴されました。
この罪には1年から7年の懲役、および2万バーツから14万バーツの罰金が科される可能性があると伝えられています。