「大麻の影響で錯乱」 名門大学の男子学生、高級コンドミニアムで同級生をメッタ刺し後、父親と逃走。

タイ貢献党が選挙公約で掲げた「大麻規制」はいつ行われるのでしょうか。

3月13日午前1時、タイ・パトゥムタニー県クロンルアン警察は、大学生同士の刺傷事件が発生したとの通報を受けました。
事件現場は、同県クロンヌン地区にある名門大学近くの高級コンドミニアムでした。

現場に到着すると、コンドミニアムの入口付近でケガを負っている19歳の男子大学生(ゴンさん)を発見しました。
彼は、マーケティング学部の1年生で、顔、胸、右腕など複数箇所を刺されており、その場で応急処置を受けた後、タマサート大学附属病院に緊急搬送されています。

加害者は同級生、幻覚で「恋人を奪われる」と思い込み刺傷

事件の加害者は、同じ大学・学部に所属するボス(19歳)容疑者で、被害者の同級生でした。
ボス容疑者は事件後、現場のコンドミニアム内に逃げ込んでいました。

加害者の自室である771号室の前には、大量の血痕が残っており、刃渡り約30cmの血まみれのナイフが床に落ちていました。
警察は凶器を証拠品として押収し、部屋のドアを叩いて加害者に出てくるよう促しましたが、応答がなかったため、ベランダ側から部屋に侵入します。
しかし、すでに加害者は逃亡した後でした。

病院で治療を受けていた被害者ゴンさんは、警察の聴取に対し、
「友人(容疑者)は大麻の影響で幻覚を見ていた。突然、『お前が俺の彼女を奪おうとしている』と言い出し、殴りかかってきた。さらにナイフで滅多刺しにされた」と証言しています。

事件発生後、ボス容疑者はコンドミニアムを抜け出し、父親に電話して迎えに来るよう依頼したことが判明します。
その後、父親の車で逃走したとみられています。

警察は加害者の父親に連絡を取り、息子を出頭させるよう要請しましたが、現時点で出頭はしていません。
警察は加害者の行方を追い、近日中に逮捕する方針を示しています。

父親が…。

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