【タイ】体調不良の妻を病院へ搬送中、運転中の夫が意識を失い、民家に突っ込み死亡。

10月21日、タイのサムットプラカーン県バンプー地区の警察署に事故の通報がありました。
事故現場はプレークサー通りの民家の前で、トラックが制御を失い歩道に乗り上げ電柱に衝突し、家の壁に倒れこんだという状況でした。

事故現場には、トヨタのピックアップトラックが横転した状態で、家の敷地内に突っ込んでいました。
車内では１名が死亡し、もう１名が負傷していました。

調査によりますと、妻が体調不良のため病院に向かっていたところ、運転していた夫が意識を失い、車が歩道に乗り上げ横転したとのことです。
家の所有者であるスリヤンさん（47歳）は、当時２階で寝ていたとのことですが、午前６時頃に大きな音を聞いて外に出たところ、女性が助けを求める声を聞いたと話します。

その後、自力で救助できなかったため、救助隊を呼びました。

負傷した女性の証言では、病院に向かっている途中で夫が突然運転が不安定になり、そのまま車が歩道に突っ込んだと話しています。
彼女は歯痛を訴えて病院に向かっていたのですが、夫には持病があったとのことです。
女性も口に裂傷を負うなど負傷しており、病院に搬送されています。

警察は現場の写真を撮影し、事件を記録した後、死亡者の遺体を司法解剖に回し、周囲の防犯カメラの映像を確認するなど、法的手続きを進めていく予定です。