タクシー内で、中国人男性客が恋人と口論。配車アプリのドライバーに八つ当たりも冷静に対処。

タイのシラチャ地区で、配車アプリのドライバーが、乗車中の中国人男性客から威圧的な行為を受けるトラブルが発生した。一連の様子は車載カメラに記録されていた。

トラブルに遭遇したのは、副業として配車アプリのドライバーをしている27歳のチャクリーさん。

チャクリーさんによると、事件当日の夜、チョンブリー県シラチャ郡ボーウィン地区にある娯楽施設から、タイ人女性と中国人男性のカップルを乗せたという。
目的地は同県バーンラムン郡タキアンティア地区にある宿泊施設だった。

◆走行中にカップルが激しい口論

目的地へ向かう途中、2人は車内で激しい口論を始めたという。

中国人男性は走行中も大声を上げ続け、チャクリーさんは「何か危険なことが起きるのではないか」と不安を感じながら運転していたと話す。

さらに目的地の宿泊施設に到着すると、男性の怒りはドライバーにも向けられた。
男性は運転席のシートを手で強く叩き、大声で怒鳴ったほか、紙幣2枚を取り出してチャクリーさんの顔に向かって投げつけたという。

こちらはイメージ画像です。記事とは無関係です

◆ドライバーは冷静に対応

威圧的な行動を受けたチャクリーさんだったが、男性に対して感情的に応酬することはせず、冷静な対応を続けた。
タイ人女性に対して、まず車から降りて外で話し合うよう促し、その後、乗客2人を目的地まで送り届けたという。

チャクリーさんは今回の出来事について、外国人客からこのような不適切かつ攻撃的な行動を受けたのは「人生で初めて」と話す。

普段通り丁寧に運転サービスを提供していただけで、乗客との間に個人的なトラブルなどは一切なかったとしている。

今回の一連の出来事は車載カメラにも記録されており、配車サービスのドライバーが乗客同士のトラブルに巻き込まれるリスクを改めて浮き彫りにする出来事となった。

タクシーの乗客がトラブルを起こすことは日本でもさほど珍しいことはないですが、タイの場合、タクシー運転手がトラブルを起こすケースが多いのが特徴的です。
このドライバーさんは、タクシーが専業というわけではなかったとはいえ、感情を感情で返さなかったところは「タイ人らしからぬ振る舞い」で、とても冷静沈着でしたね。

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