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タイ酪農業が危機! 乳製品輸出好調の裏で酪農家が減少。加工メーカーは国産を活用せよ!
- 2026/6/3
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タイの乳製品輸出が好調を維持する一方で、国内の酪農業が深刻な危機に直面していることが明らかになった。
飼料価格の高騰や労働力不足、安価な輸入乳製品との競争激化を背景に、酪農家の廃業が相次いでいる。
商務省貿易政策・戦略事務局(TPSO)によると、2025年の乳製品輸出額は210億バーツを超え、2026年第1四半期も好調を維持した。
ヨーグルトやアイスクリーム、UHT牛乳などが輸出を牽引し、主な輸出先はASEAN諸国となっている。
しかし、輸出拡大の多くは輸入脱脂粉乳を活用する大手加工メーカーによるもので、国内酪農家の経営環境は悪化を続けている。
統計では、酪農家数が2021年の24,145戸から2025年には15,638戸へ減少。
乳牛頭数も約81万頭から約56万頭へ減り、この4年間で酪農基盤が大きく縮小した。
少子化による学校牛乳需要の減少も逆風となっており、タイ産生乳はニュージーランドやオーストラリア、EU産の乳製品との価格競争でも苦戦している。
業界関係者は、国内生乳の加工施設整備や輸入粉乳への規制強化など抜本的な支援策が必要だと訴えている。
このまま対策が進まなければ、タイは乳製品輸出国でありながら、原料を海外に依存する「加工拠点」に転落する恐れがあるとの懸念も広がっている。







































