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【タイ】ミャンマーからの不法入国の手引きに「有名政治家」の妻が関与
- 2021/1/23
- タイローカルニュース
新型コロナ第2波が少しづつ鎮静化に向かう一方、その再発の原因ともなっている不法移民労働者問題。
今後、再発防止する上でカギともなってくる、隣の国ミャンマーと国境を接するタイ西部の県で起きたケースについてお伝えしましょう。
1つ目は、ミャンマーと国境を接するカンチャナブリー県サンクラブリー地区で有名な「政治家の妻」が起こした事件です。
彼女はヤリスの車に4人の外国人不法移民者を乗せ、道中取り調べを受けました。
移民者らは、彼女に大人1人あたり7000バーツ(約2万45000円)を子供4000バーツ(約14000円)を支払って入国していたとのことです。
彼女は、ミャンマーで宝石事業と観光事業を行っているといいます。
外国人をタイに不法入国させる場合、必ずタイ側の人間が関わっています。
もちろん、金を稼ぐのなら手段もいとわないアウトロー的なギャング集団もいるでしょうが、警察やこのように政治家関連の人間など、役人も多く関連していると言われています。
先日も新型コロナ第2波の発生源となったタレ―タイのエビ市場に不法移民労働者を手引きしたとして、警官25名が逮捕されています。
結局、一般タイ人の健康被害(死者72名)を犠牲に、金もうけをしている輩がいるということです。
しかもそれは、話しの通じないようなならず者ではなく、きちとした教育を受けたと思われる行政側の人間によることも珍しくないと言うことです。
新型コロナパンデミック第3波、今回のケースを教訓にこれだけは回避してもらいたいものです。