バンコク「共通チケット政策」実現の一歩。MRTブルー・パープル線、EMV決済へ全面移行。
- 2026/2/28
- バンコクとその近郊

タイ政府は、首都バンコクの地下鉄MRTブルーラインおよびパープルラインにおいて、2026年6月1日からEMVコンタクトレス決済へ全面移行すると発表した。
これに伴い、既存のストアード バリューカードは2026年5月31日をもって利用終了となる。
副首相兼運輸相のピパット氏はこのように発表し、「共通チケット政策」の実現に向けた重要な一歩になると強調した。
EMVコンタクトレスは、VisaやMastercardなど国際ブランドのクレジット・デビットカードで採用されている世界標準規格で、観光客を含む利用者の利便性向上が期待される。
今回の移行は、タイ大量高速輸送公社(MRTA)、運営会社のバンコク・エクスプレスウェイ・アンド・メトロ(BEM)、および決済基盤を担うクルンタイ銀行の連携により実施されると伝えている。

■ 3段階で移行
移行は段階的に進められる。
・2026年4月1日:既存カードへのチャージ停止
・2026年6月1日:ブルー・パープル両線で旧カード利用終了、EMV決済へ完全移行
・2027年1月1日(予定):1回乗車トークンを廃止し、QRチケット方式へ移行
旧カード利用者は2026年3月1日以降、各駅窓口で残高の払い戻しが可能だ。
専用の「Mangmoom EMVカード」は2026年末まで発行手数料が免除される。

■ 公共交通の一体化へ
現在、Mangmoom EMVカードはレッド、ブルー、パープル、ピンク、イエロー、エアポートレールリンクの6路線で利用可能となっている。
政府は今後、バンコク大量輸送公社(BMTA)バスや長距離バスにも統一決済システムを拡大する方針で、公共交通の完全ワンカード化を目指している。
当局は「利用者はすでにEMV方式に慣れており、移行の準備は整っている」としており、バンコクの公共交通は本格的なキャッシュレス時代に入ることになるだろう。
と言っても、タイは予定は未定、少なくとも細かな変更が行われる可能性は十分にあるので、今はざっくりと把握してもらえればよいかなと。






































