タイ、SDGs世界ランキング43位。貧困対策で高評価も環境・ガバナンスに課題

2026年版「持続可能な開発報告書(Sustainable Development Report 2026)」が公表され、タイは世界169カ国・地域中43位となった。
貧困削減や教育、水・電力へのアクセスなどで高い評価を受けた一方、気候変動対策や大気汚染、汚職対策、報道の自由などに課題が残ることが明らかになった。

報告書によると、タイの総合スコアは75.4点で、2015年以降7ポイント改善していた。
東アジア・南アジア地域の平均を上回り、ASEANでも比較的高い水準を維持している。

特に評価されたのは、極度の貧困率が0.4%と低水準であることや、初等教育就学率99.2%、識字率98.2%など、基礎的な社会インフラや福祉分野の充実だ。

一方で、PM2.5による大気汚染や二酸化炭素排出量の多さ、生物多様性の保全、所得格差などが課題として挙げられた。
また、腐敗認識指数や報道の自由、行政司法の効率性など「平和・公正・強固な制度(SDG16)」の評価は低く、長期的な持続可能性に向けた改善が必要と指摘されている。

世界ランキングでは、フィンランドが首位となり、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーなど北欧諸国が上位を占めた。
一方、南スーダン、中央アフリカ共和国、チャドなど紛争や政治不安を抱える国々が最下位グループとなっている。

報告書では、世界全体で2030年までに達成できる見込みのSDGs目標は16.5%にとどまると分析。
紛争や地政学リスク、気候変動などが進展を妨げる要因となる一方、東アジアと南アジアが世界のSDGs推進をけん引しているとしている。

東南アジアの他の国と比べたら…良いのかもしれないが、バンコクの高層ビル群を見て、まだ字が書けない読めない人が2%もいるってすごいことだぞ。
どこで安心感を得ているのか…謎。
 

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