タイのセブン弁当「箱の色」には秘密がある?! データ分析で消費者ニーズを攻略。

タイのセブン‐イレブンで販売される弁当のパッケージには、単に価格の差だけではなく、色ごとに明確な役割があることをご存じでしょうか。
同じタイ料理ガパオライスでも、異なるパッケージがあるのだ。

製造元のCPRAMは、データ分析と「カラーコーディング」戦略を活用し、ライフスタイルや購買行動に合わせた商品展開を行っているという。

CPRAMは、セブン‐イレブン向けを中心に1日約240万食の調理済み食品を製造するタイ最大手の食品メーカーだ。
同社は単なる食品製造ではなく、「食を通じたライフスタイル提案」を重視し、200人以上の研究開発チームが商品企画からパッケージデザインまで手掛けている。

◆箱の色で商品の特徴を一目で伝える

パッケージに込められた意味が理解できると、よりニーズにあった商品の購入が可能になるかもしれない。

・赤いパッケージ:都市部で忙しく暮らす人向け。

冷蔵タイプ(2~6℃)で、製造後5~6日保存可能。
購入後すぐに食べることを想定した最もお手軽な人気シリーズ。

・白いパッケージ:まとめ買いをする消費者向け。

冷凍保存(-18℃)で約6か月保存でき、自宅にストックして計画的に食べたい人をターゲット。

・緑のパッケージ:健康志向の商品。

1食400~500kcalに抑え、減塩メニューも採用。
栄養バランスとおいしさを両立したシリーズ。

・金色のパッケージ:プレミアムブランド「EZYGO」。

 

シェフ監修のレシピや厳選食材を使用し、イカの塩卵炒めご飯やエビ入りスパゲティなど、ワンランク上の食事を提供。

また、SNSや韓国ドラマなどの流行をデータ分析し、新商品の開発にも反映。
ガパオライスなどの定番メニューに加え、韓国料理や日本食をタイ人向けにアレンジした商品も積極的に投入している。
(サムギョプサル丼、ホットキンパ、手間寿司、おにぎり、塩豚丼など)

さらに、植物由来食品ブランド「VG for Love」を展開し、ベジタリアンやフレキシタリアン市場にも参入。
食品安全、安定供給、持続可能性を柱とする「Food 3S」戦略を掲げ、環境と健康に配慮した商品開発を進めている。

CPRAMは、消費者のライフスタイルをデータで分析し、商品の中身だけでなくパッケージデザインにも反映させることで、変化する市場ニーズへの対応を強化している。

 

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