IHG、タイのプレミアムホテル市場を拡大。2026年に「voco」「Crowne Plaza」など4ブランド展開。
- 2026/6/12
- ホテル情報

世界的ホテルチェーンのIHGホテルズ&リゾーツ(IHG)は、タイ国内でプレミアムホテル事業の拡大を加速させる。
旅行需要の回復と高付加価値志向の高まりを背景に、2026年は「voco」「Crowne Plaza」「Ruby」「Noted Collection」の4ブランドを軸に新規展開を進める方針だ。
IHGによると、タイのプレミアムホテル市場は堅調な成長を続けており、2026年初から現在までの予約数は前年同期比78.7%増を記録。
需要の伸びが新規供給を大きく上回る状況となっている。

東南アジア・韓国地域担当マネージングディレクターのヴィヴェク・バラ氏は、「旅行者は単なる宿泊施設ではなく、地域性や個性を感じられる滞在体験を重視するようになっている」と指摘。
こうした市場変化が、プレミアムホテル需要を押し上げているという。
同社は2025年末に、バンコク・スリウォン地区でタイ初となる「voco」ブランドホテルを開業する。
今後はプーケット・パトン地区、バンタオ地区、バンコク・サイアム地区でも新規開業を計画している。


また、アップスケールブランド「Crowne Plaza」では、スクンビット地区とラマ9世地区で新ホテルを開業予定となっている。
スクンビットの新施設は、IHGがタイ国内で展開するホテルとして最大規模になる見通しだ。

さらに、デザイン性を重視した都市型ライフスタイルホテルブランド「Ruby」のほか、独立系ホテル向けの新ブランド「Noted Collection」もタイ市場へ投入する計画が明かされている。
これらは、バンコク、プーケット、パタヤなど主要観光都市での展開が見込まれている。

現在、IHGはタイ国内で42軒のホテルを運営しており、さらに39軒の新規開発案件を進行中。
主要顧客市場は、タイ、中国、ロシアで、中国人観光客の回復が成長を後押ししている。
同社は、タイの観光産業が引き続き高い成長ポテンシャルを持つとみており、プレミアム市場への投資を通じて事業拡大を図る考えだ。






































