タイ副首相、米買取制度でだぶついた10年ものの米「アフリカに売るから心配するな」。

5月9日、プムタム副首相兼商務大臣は、タイ人は大げさな批評をするのをやめるべきであり、15万袋の10年古米について心配しないで欲しい、なぜならそれはタイで消費されるものではなく輸出されるものだからである、と発言しました。

この発言は、インラック・シンワトラ政権時代に購入された米がもはや人間の消費には安全ではないのではないかと一部の人が懸念を表明したことを受けて発せられました。

プムタム氏は、アフリカ大陸だけでも15万トンの米の需要があると主張しています。

需要はあるかもしれませんが、アフリカの人に残飯処理させるからタイ人は気にするなといっているようなものですよね?
(というか、そのもの)
タイでは隠然とした身分制度があり、差別が日常的にまかり通っているので国際感覚のない人も多いのですが、政治家としては「失格」の烙印を押されてもおかしくない発言です。
現政権は、どの政治家も口を開けば政治センスのない発言ばかりが目立ちますね。
いずれにせよ、米買取制度で国家予算にどれほどの被害がもたらされたのか検証すべきでしょう。

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