今度はピンクラインでトラブル! 工事現場でセメントが落下し車両に激突。1名がケガ。運輸大臣、7日間建設工事中止命令。

液体セメントが車両に落下し乗客が負傷したことを受け、スリヤ運輸大臣は3月31日、MRTピンクラインの延伸工事を7日間停止するよう命じました。

ムアントンタニー駅付近で工事現場から液体セメントが落下し、車の後部フロントガラスが破損、後部座席の乗客が軽傷を負い病院に運ばれました。

それを受けスリヤ氏は、建設現場での工事の7日間の停止と、建設現場の利権を保有するバンコク北部モノレール会社の建設手順の調査を命じました。

同氏は、防止策をタイ都市高速交通局(MRT)に報告するよう要求しています。

また、MRTは請負業者のスコアを記録する任務を負っています。
事故が発生した場合には、これらのスコアから減点が行われ、企業の今後の入札に影響を及ぼします。

スリヤ氏は、この措置は企業がより大きな責任を負い、同様の事件の再発を防ぐことを目的としていると説明しています。

ピンクラインは、バンコクのミンブリー地区とノンタブリー県を結び、34.5 キロメートルのルートに沿って30の駅をカバーしています。

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