タイのテレビやネットで放映されているアニメの中で、老若男女のタイ人の心を掴んでいるのは日本のアニメは「ドラえもん」だけだとタイのメディアが報じています。

ドラえもんは、タイの国営公共放送 MCOT Pcl のテレビ番組で視聴できます。

タイ人の間での人気は、各エピソードで視聴者に考える力を提供する作者の能力に起因すると考えられています。

「アニメの視聴者のほとんどは子供だが、あらゆる年齢層の視聴者がいるのはドラえもんだけだ」と同社の社長代理パティユット・ジャイスワン氏は語ります。

また2023年、日本語教育推進機関である博報堂財団から、日本語と日本文化の普及に貢献したとして「ドラえもん」が賞を受賞していることについても、同氏は強調しています。

日本語教育プログラム日本文化・エンターテイメント部門賞には、BNK48チャープランも選ばれています。

MCOTは、今年バンコク、チョンブリー、ナコンラチャシーマー、プーケット、チェンマイの各県で開催される予定のランニングイベント「ドラえもん RUN タイランド」に取り組んでいます。
最初のイベントは、３月24日にバンコクの「クルンテープ アピワット セントラルターミナル」で開始される予定です。

ドラえもんは、藤子・F・不二雄（藤本弘と我孫子素雄のペンネーム）によって作成されたマンガおよびアニメシリーズのキャラクターとして1969年にデビューしました。

のび太を中心として描かれているこの物語は、怠け者だけど優しい、性格に欠陥のある少年です。（と元記事に書かれています）
のび太は学校でいじめられ、成績も悪く、仕事をしなければならないときに昼寝をしてしまう傾向にあります。

一方、ドラえもんはどら焼きが苦手だが、耳を食べたネズミロボットを恐れています。
この世界をさらに豊かなものにしているのは、彼が腹部の四次元ポケットに隠している秘密道具です。
内部には、日本の宗教的信念に基づいた家庭用電化製品や魔法の道具など、無限の種類のガジェットが詰め込まれています。

ドラえもんの秘密道具の正式な数は不明ですが、約4,500個と推定されています。
彼はいくつかのアイテムを定期的に使用しますが、一度しか現れないアイテムも多いです。

作者はかつて、ドラえもんには合計1,293 個の道具があると主張していました。
しかし、富山大学の横山泰之氏は 2004 年にこのシリーズを分析し、1,344 のストーリーラインに合計 1,963 の異なるガジェットが存在することを発見しています。
ドラえもんファンクラブにはその数が1,812と記載されています。