日本のテレビでも取り上げられた「原宿タイランド」がゴーストタウン化! 過疎化の原因は何だったのか。

今年に入ってからも、タイでは新型コロナ禍で日本への旅行が制限された寂しさから、日本を意識したコンセプトタウンが流行していると日本のテレビニュースのトピックで取り上げられ、その代表的な場所として、ミンブリーにある『原宿タイランド』が紹介されていたのを記憶しています。

しかしタイ現地住みからすると、そのニュース自体が「それって去年とかの話しでしょ」と感じさせるくらい全く的外れなものだったのですが、もちろんその事実を知らない人はそのニュースを鵜呑みにしてしまいますよね?

最近本誌では、日本のテレビの制作会社や有名誌などからタイのことについて取材を受けることも増えたのですが、その時の打ち合わせ中にも「今って、原宿タイランドが流行っているんですよね?」とか聞かれることも多く、そういった場合、きっぱりと否定させて頂いていました。
(それでもテレビで紹介したいというところには、本誌の写真が古いものだったので、公式サイトの写真の使用許諾のお手伝いをさせて頂きました。)

何故なら、オープン当初からあまりにも魅力あるコンテンツがなさすぎて、過疎化する気配がそこにはあったからです。

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しかしそれは私の想像のはるか上をいくものでした。
そして12月10日、たまたま久々にその周辺に行く用事があったので覗いてみたところ、想像の10倍以上過疎化が進んでいたので、正直びっくりしました。

中央の広場もこの通り。
日曜日なのに、人が本当にいません!
(シャッターチャンスを狙ったわけではありません。普通にこんな状況)

オープン当初は、ここでゴーカートができるようになっていました。(確か)

娘を近くのChill out Cafeで遊ばせている間、カフェで仕事をしようかと思ったのですが…。

とにかく店がない!
テナントの看板はあっても、中身がないというスペースがほとんど。
営業している店を探す方が、大変です。

外観だけ、かつての面影がありますが…、ドアの前にはクローズの文字。

看板はあれど、中身はなし。
しかも撤退して、大分経過している模様…。

テナントスペース自体は、新し目なのに…。
物悲しすぎる。

これ、無理やり切り取っているんじゃないんですよ。
人が映らないように配慮する必要もなく、人がいないのです。

これだけ広い敷地で、やっているお店が4,5店舗くらいしかなかったです。

この辺も外観だけで、みんなクローズというか、もぬけの殻。

元々、魅力的な店もなかったですが、店自体がないなら、来る人もいないですよね。

別エリアに、サクラや富士山を模した真新しい施設もできていましたが…。
周りを歩くたびに、元気な呼び込みの声だけが空しく響くのみです。

「バンセン魚市場」の盛況ぶりをみると、「原宿タイランド」は完全に運営が失敗したと言えるでしょうね。

何が悪かったのか敢えて述べるとしたら、「もう少し人に耳を貸した方が良かったんじゃ…」といったところでしょうか。

現場からは以上でーす。

ちなみに隣のChill out Cafeには、それなりに人は入ってました。
(以前よりも整備されてキレイになっていました)

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