サイアムパラゴン少年銃乱射事件、3人目の犠牲者葬儀に犯人の父親現る!

10月3日、サイアムパラゴンで発生した14歳少年による銃乱射事件。
事件当時、脳に2発、肋骨に2発の銃弾を受け、昏睡状態に陥っていたヌンニンさんが、10月13日午前2時頃永眠し、3人目の死亡者となってしまいました。

ヌンニンさんの葬儀は、10月15日ノンタブリー県バーンブアトーン地区のバンパイ寺院で執り行われました。

葬儀には、銃撃犯である14歳少年の父親も参列し、彼女の母親に謝罪と賠償金を渡しました。

それに対し、母親は許しと謝罪の意を表したと伝えられています。

タイのお金持ちが重大な罪を犯した場合、その罪を逃れようと必至に工作する姿ばかりが目立つのですが、この犯人の父親には少なからず誠意を感じさせられますね。
だからと言って簡単に許されるような問題でないのですが(自分に降りかかっていた可能性もあったわけです)、代理人などではなく、自分自身の足で現場に出向き、被害者遺族に直接謝罪するといったケースの方が圧倒的に少数派なので、その点については良い印象が感じられます。

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