イスラエルからの避難民第一陣がスワナプーム空港に到着。さらに民間航空機4機も調達予定。

10月11日セター首相は、イスラエルから5,000人以上のタイ人を避難させるため、さらに4機の飛行機を調達すると述べています。
10月7日のガザ地区近郊の町へのミサイル奇襲攻撃を受け、現在パレスチナ過激派組織ハマスと戦争中のイスラエルには約3万人のタイ人が居住していると伝えられています。

セター首相は、タイ国民の第一陣を乗せた飛行機は木曜早朝にイスラエルを出発すると述べています。
大使館によりますと、タイ人15名が乗船し、そのうち4名が負傷しているといいます。
同便は、午前11時22分頃にタイに到着する予定です。
(記事作成のちょうど今、この15名が到着したいう空港からのライブ映像が流れていました)

首相は、イスラエルが国内のいくつかの道路を閉鎖しているため、大使館への移動はイスラエル軍が提供する軍用車両を利用することになると救出の困難さを伝えています。

「これまでのところ、この状況で20人のタイ人が命を落としています。この数字が最終的な数字になることを願っています」
「戦闘は激化しているため、何も保証することはできません。 政府はタイ人をできるだけ早く避難させるためにできる限りのことを行っている。」とセター首相は語っています

首相は民間団体の避難任務への協力に感謝し、エアアジアとノックエアーがそれぞれ2機の飛行機を提供することに同意し、国営航空会社タイ国際航空も飛行機の提供を検討していると付け加えています。

セター首相は、避難任務のために政府が配備した5機に、民間航空会社の4機が加わる予定だと説明しています。

タイはこの紛争で最も多くの民間人犠牲者を出した国の一つであるため、イスラエル政府から全面的な協力と援助を得ることを望んでいるとも述べています。

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