正義と悪の戦いは…、果たしてどちらが勝つのでしょうか。

セター首相は、国家警察副長官スラチェート・ハックパーン氏の邸宅に対する警察の強引な家宅捜索を行ったことをチェックするため、３人の捜査官からなる委員会を設立しました。
この事件によって、首相が新しい警察署長を任命する予定の数日前であったことから、警察内部の政治的駆け引きが影響しているとの疑問が生じています。

調査は15日以内に完了する予定です。

セター首相は、この事件が国民の大きな注目を集め、司法に対する国民の信頼を揺るがしていることについて懸念を表明しました。
ただし、当初より９月27日に予定されていた新しい国家警察署長の任命に向けた進行中のプロセスには影響しない事にも言及しています。

スラチェート氏は、この事件における裁判所の権限違反に関する捜査を求める請願書を刑事裁判所に提出しました。
同氏は、この捜索令状は真実を隠蔽するためのものであると主張しています。

同氏は、捜索令状には現在の住居に関する情報が記載されていなかったため、これは「司法上の欺瞞」だったと率直な意見を述べています。
もし裁判所がそこが彼の自宅であると知っていたら、裁判所はそれを認めなかったかもしれないからだ。
同氏は、自分は事件にいかなる形でも関与していないと強調しています。

「この後、法廷は警察を恐れることになるでしょう。
今回のケースで、法廷がだまされたように見えるからです。
この後、警察の仕事はさらに困難になるだろう。
裁判所命令を得るのはさらに難しくなるだろう」と彼は語ります。

「今日、私が残るかどうかは重要ではない。
しかし、私はこれを国民と組織内の人々に伝え、これが汚職であることを知ってもらう必要があります。
そのままではだめです。 これは悪党の手口です。
国家警察副本部長である私ですらこのようなことが起こるのなら、一般人の安全はどのように担保されるのでしょうか。」

この問題は警察内部の問題であり、特に違法なオンラインギャンブルとの闘いや金融ネットワークの調査に多大な貢献をしてきた彼の評判を傷つけようとする試みであると主張しています。

これは憶測でしかないのですが、「ビッグジョーク」氏が警察庁長官に任命されて、本格的に膿を洗い出されると本当に困る人物。
いやズバリあの人物が帰って来てから、これまで水面下にいた者が次々とゾンビのようによみがえり、何か大きなうねりのようなものを創り出しているような気がしてなりません。
とかく、「ビッグジョーク」氏には、この大きな渦を乗り越えて行って頂きたいものです。