タイのセター首相「今後6か月以内に法律改正し、大麻は医療目的のみに制限」と宣言。

タイのセター首相兼財務大臣は9月21日、第78回国連総会(UNGA 78)に出席するためニューヨーク市を訪問し、在米タイ人と会談を行いました。

その席で、エネルギー価格の引き下げ、農家に対する3年間の債務猶予、経済を刺激するためのデジタルウォレット計画の開始など、選挙公約で公言した内容について再確認しました。

スレッタ氏は続けて、政府は主に短期的な措置として中国とカザフスタンからの訪問者のビザ要件を免除することにより、観光などの主要産業の強化も優先していると自身の政策を説明しました。

首相はまた、近年、輸出の減少により近隣諸国と比べて低下していたGDP(国内総生産)を引き上げるため、国内投資を刺激する考えを示しています。

さらに取材を受けたブルームバーグに対し、今後6か月以内に法律が改正され、大麻の販売は医療目的のみに制限されると宣言しています。
これに対しタイ観光業界は、明らかに治安が悪化し観光業に悪影響を与えている「大麻(マリファナ)」への規制を歓迎していると伝えられています。

 

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