バンコク都、首都洪水の原因は「地形・豪雨・ごみのポイ捨て」住民に協力呼びかけ。

バンコク都庁(BMA)下水・排水局は6月3日、豪雨のたびに発生する市内の冠水について、その主な原因が「低地の地形」「排水能力を超える降雨量」「ごみによる排水設備の詰まり」にあるとの見解を示した。

同局によると、バンコクは平坦で低い土地に位置しており、自然排水が難しい地形的特徴を持つ。
そのため、市内の排水はポンプ場や大型排水トンネルに大きく依存しているが、短時間に大量の雨が降ると処理能力を超え、道路などに水が滞留しやすくなるという。

さらに問題となっているのが、ごみによる排水口や水門の閉塞だ。
ビニール袋や生ごみ、古いマットレス、タイヤなどが排水設備を塞ぎ、水の流れを妨げることで冠水を悪化させているとしている。

都庁は現在、24時間体制で降雨量や運河の水位を監視し、ポンプ設備の強化や排水口の清掃を進めている。
また、主要運河の水位を事前に下げるなど、豪雨への備えも強化している。

一方で当局は、「インフラ整備だけでは冠水問題は解決できない」と指摘。
道路や河川、運河へのごみの投棄を控えるよう市民に呼びかけ、「小さなポイ捨てが大規模な冠水被害につながる可能性がある」と警鐘を鳴らした。

都庁は、市民の協力がバンコクの洪水対策を成功させる重要な鍵になるとしている。

タイ政府や行政は、「国民の意識改革は無理」とはなから諦めているが、行政がそこを諦めたら一生問題は解決しない。
正しいことをするのに躊躇はいらない。
最初は反発があるのは仕方ないこと。
不法投棄の違反者には、どんなに小さなゴミでも厳罰をもって対処しなければ、ポイ捨ては未来永劫なくなることはない。
それで先に耐えられなくなるのは、タイという土地そのものだ。

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