タイ民間航空局、新たなモバイルバッテリー機内持ち込み規制を発表。

何度言っても、「知らなかった!」ともめる人が多いからだと思われます。

タイ民間航空局(CAAT)は6月4日、航空機内へのリチウム電池持ち込みに関する新たな規定(第122号)を発表した。
国際民間航空機関(ICAO)の安全基準に沿って、モバイルバッテリー(パワーバンク)の機内持ち込みルールを厳格化し、航空安全の向上を図る。

近年、スマートフォンやタブレットなどの充電用としてモバイルバッテリーを携帯する乗客が増えている一方で、リチウム電池は損傷や不適切な保管、誤使用によって発熱や発煙、発火を引き起こす危険性があるため、航空輸送上の危険物として扱われている。

実際に世界各国では、モバイルバッテリーが原因とみられる機内火災が発生している。
2025年初めには韓国の航空会社エアプサンの機内で火災が発生し、頭上収納棚に保管されていたモバイルバッテリーが原因の可能性が指摘された。
また、インドの航空会社インディゴでも、着陸後の機内でモバイルバッテリーが発火し、緊急避難が行われた。

タイ国内でも、サムイ―香港線のバンコクエアウェイズ便で乗客のモバイルバッテリーから発煙・発火が発生し、緊急着陸した事例や、タイ・エアアジア便で同様のトラブルが発生した事例が報告されている。

新規定の主な内容

・モバイルバッテリーは機内持ち込み手荷物(Carry-on)のみ可能
・預け荷物(Checked Baggage)への収納は禁止
・容量100Wh(約20,000mAh)以下は持ち込み可能
・100Wh超~160Wh以下は航空会社の事前承認が必要
・1人あたり最大2個まで持ち込み可能
・機内でモバイルバッテリー自体を充電することを禁止
・モバイルバッテリーを使用してスマートフォンなどを充電することを禁止
・頭上収納棚(オーバーヘッドコンパートメント)への保管を禁止
・座席前ポケットや前方座席下、または身につけて保管することを推奨
・容量表示のないモバイルバッテリーは持ち込み禁止
・ショート防止のため、専用ケースや保護ポーチなどで保管することを義務付け

CAATは利用者に対し、搭乗前に各航空会社の規定を確認し、安全対策を厳守するよう呼び掛けている。

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