請求額は9万バーツ! 公的資金でメイド300人にムーガタをご馳走した議員に捜査のメス?! 「みんなやってる、何が悪い」

パディパット・サンティパダー下院副議長は8月20日、国会議事堂で働くメイド約300人を対象に、公金を用いてタイ式バーベキュービュッフェを振舞ったことに対して、議会資金の不正使用した疑いで捜査を受ける用意があると述べました。

パディパット氏は、年間約200万バーツの娯楽基金からの資金の使用は会計検査局の承認を受け、下院議長から割り当てられたものであり、議会の規制に沿っていると主張しています。

同氏は、視察旅行や国会への来賓訪問の際には、議会が提供する基金や特典を使って食事をご馳走するが、これは議会のメイドに対しても何ら変わらないと自信の主張を述べています。

ビュッフェの請求額は、約9万バーツにも及んでいます。

同氏は、国会議事堂のメイドも他の国会職員と同様に国会議員や上院議員にサービスを提供する重要な存在であり、彼らの士気を高めるために時々タイ式バーベキュービュッフェをご馳走しており、議員の間での自分の人気を高めることを意図したものではないと主張しています。

同氏はまた、他の政府高官も同様の特典を持っており、国民や政府機関に報告することなく、来客をもてなすために公的資金を利用していると述べています。

数日前、パディパット氏は選挙区であるピサヌロークでクラフトビールを持ちポーズをとる姿がソーシャルメディア上で拡散されており、刑法第59条に違反し、アルコール飲料の宣伝をしていると批判されたばかりでした。

民主党のラメット報道官は、パディパット氏は下院副議長としての立場上、より慎重に法律を遵守すべきだと苦言を呈しています。

これが、国会議員に蔓延る因習を打破するための布石であるなら良かったのですが、どうもそうではなさそうですね。
相変わらず「みんなやってることだ」という小児病的なエクスキューズを主張していましたが、それを言ったらどう思われるのかという想像力は欠如しているようです。
そもそも、メイドさんを慰労するのに他人の金を使うとか、ダサすぎますね。

♬よーく考えよう、お金は大事だよ~。

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