京都大学准教授のパウィン氏の著書「ラーマ10世:ワチラロンコン王下のタイ君主制」発禁本に。持ち込んだ者は重罪です。

京都大学東南アジア地域研究研究所准教授のパウィン・チャチャワーンポンパン氏(タイ語: ปวิน ชัชวาลพงศ์พันธ์)の著書が、タイで発禁本に指定されました。
この本をタイに持ちこみ広めた者は、最高3年の懲役または最高6万バーツの罰金、またはその両方が科せられる可能性があります。

タイ警察は、2023年6月19日付で、パウィン・チャチャワーンポンパン氏の書籍のタイへの輸入を禁止する命令を発しました。
この命令は、2023年7月7日付の国王官報に掲載され、施行となりました。

パウィン氏の著書は「ラーマ10世:ワチラロンコン王下のタイ君主制」と題され、イェール東南アジア研究社から出版されています。
警察が発した令によりますと「パウィン氏によるこの本は、タイの君主制を侮辱し、国民の平和と善良な道徳を脅かすとみなされている。著者の姿勢がを反映された表紙と内容に示されている」とあります。

この本は、父プミポン国王の死後、2016年10月に即位したワチラロンコン国王の治世初期について書かれたものです。

ご注意下さい。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る